整骨院は広島県、福山市のクローバー鍼灸整骨院 | 変形性股関節症

股関節の痛みで多く見られるのが「変形性股関節症」です。これは、関節のクッションである軟骨がすり減り、炎症や変形が起こることで生じるとされています。そのため、病院では次のような治療が一般的です。

• 関節の動きをスムーズにするヒアルロン酸注射
• 痛みをやわらげるブロック注射やステロイド注射
• 炎症を抑えるための消炎鎮痛剤の処方
• サポーターや装具で股関節への負担を軽減
• 炎症を抑えるための冷却
• 血流を促すための温熱療法

こうした対処をしてもなかなか改善が見られない場合、手術をすすめられることもあります。
人工関節の提案を受ける方も少なくありません。でも、ここでぜひ知っておいていただきたい大切なことがあります。それは、当院で股関節まわりの筋肉の緊張をゆるめたり、骨格のゆがみを整えたことで痛みが軽減した方がたくさんいらっしゃるという事実です。ここからはとても重要なお話になりますので、ぜひ集中して読み進めてみてください。

先ほどもお伝えしたとおり、「変形性股関節症」と診断されていたとしても、筋肉の緊張をゆるめたり、骨格の歪みを整えることで、症状がやわらぐ可能性は十分にあります。もちろん、当院の施術によって軟骨そのものが再生することはありませんし、現代医学でもそれは非常に難しいことです。
そのため当院では、股関節にかかる負担を減らすことを目的に、筋肉の状態や骨格のバランスに対してアプローチを行っています。ただし、体のどこか1ヶ所だけをケアすれば解決するという単純なものではありません。
人間の体は、さまざまな部分が影響し合いながらバランスを保っているため、症状が出ている箇所だけに原因があることはほとんどないのです。また、「電気を当てれば治る」「薬を飲めば改善する」といった対症的な方法では、根本的な回復は期待できません。身体全体のつながりや使い方を見直していくことが、再発を防ぐためにも重要です。だからこそ当院では、痛みを感じている部位だけにとらわれず、全身の状態を見ながら原因にアプローチする施術方針を大切にしています。

実際にお体の状態を丁寧に見ていくと、
「痛みが出ている部分だけに問題がある」
という方はほとんどいません。
多くの場合、症状が現れているのはたまたまその場所なだけで、実際には他の部位のバランスも崩れているのです。ただ、他の部位にはまだ症状として現れていないだけにすぎません。中には「何となくそんな気がしていた」とおっしゃる方もいらっしゃいます。もしかすると、あなたも心のどこかで気づいていたのではないでしょうか。